角川ミステリー最新作「Root Film」ついに発売されました!
本作は同じく角川ミステリーの「√Letter ルートレター」の流れをくむミステリーアドベンチャーゲームとなっています!
今回は発売延期もあいまってかなり注目されているRoot Filmがどんなゲームなのかや色々なレビューをネタバレなしでまとめてみました!
あらすじ
新進気鋭の映像作家・八雲凛太朗が参加することになったTV企画。
それは島根県を舞台とする、観光PRを兼ねたミステリードラマの制作だった。パイロット版が撮影されて以来10年間、理由不明のまま中断されていたが、復活が決まったらしい。映像作家3人による競作もこのプロジェクトのポイントで、それぞれ異なる女優を主人公として撮影するのだという。自分以外の映像作家2人が有名な監督だと知って、興奮する八雲。やがて撮影のために八雲はスタッフとともにプレロケハンへ向かうが、行く先々でミステリアスな殺人事件が発生し……。
どんなゲーム?
ジャンルはミステリー、アドベンチャー、ノベル、といったところでしょうか。
基本的にはどこへ行くか、なにをするかなど選択肢を選んで進んでいきます。そこで発生する会話やイベントを見つつ共感覚ワードを集め、事件を解決していく、という流れです。
ノベルゲームでもあるので基本的に一本道です。ゲームをしているというよりかは映画を見ている、小説を読んでいる気分になりますが、ストーリーや伏線が素晴らしいので退屈になることはまったくありませんでした!
平均プレイ時間
14~20時間ぐらいです。
やりこみ要素
今作はやりこみ要素としてトロフィーコンプがあります。
レビューまとめ
今作はいろんなすごい人にゲームを遊んで貰って論評してもらう、“著名人ゲームレビュー”という企画を公式が行っています。全部で5回、小説家や元週刊ファミ通編集長、マスコットキャラクターなどほんとにいろんな方が参加してます!
そこでこの5人の方達のレビューをざっくりまとめてお伝えします!
著名人ゲームレビュー
- ミステリーものはどうしても後半のほうが盛り上がる。そうでなければいけない。だから本作の序盤をひと区切り遊んで、もしかするとそのまま積んでしまう人もいるかも知れない。でもそれはあまりに勿体ない。張り巡らされた伏線、鳥肌ものの構成の妙、そしてどんどん好きになってしまう魅力的な登場人物たち……絶対に完走すべきだ。
- 心霊、UFO、人体発火、密室殺人、映像トリックなど、さまざまな怪事が盛り込まれた、まさに”ミステリーの幕の内弁当”ともいえるプレイ感覚。
- ルートフィルムは、前作のルートレターと違って、舞台は、石見地方や隠岐の島にゃど、島根全域ににゃっているから、島根の魅力的な街並みや神社や史跡がたくさん楽しめるにゃ
- 「良質なアドベンチャーゲームの醍醐味って、こういうことでしょ?」っていう主張がこのゲームにはある。優れた絵と声と文字があれば、刺激的な体験は僕らの脳内で起きる。そうだった。…と再認識させてくれるゲームでした。
- ところで『ルートフィルム』を遊んでみたら、びっくりするくらい「本格ミステリー」だった。
公式サイトで流れるBGMから連想するホラーな感じ。箕星太朗さんがデザインしたキャラクターのかわいい感じ。……とは少し違った。骨太な謎解きゲームの印象を受けた。出典 著名人ゲームレビュー
*一部略した部分があります
かなり省略したのでレビューの詳細がみたい方はこちらからどうぞ。
全てのレビューをざっとまとめると、とにかく「本格推理アドベンチャーゲームである」ということを強くおっしゃっていて、僕も本当にその通りだなと感じました。演出でごまかさず、伏線がいくつも張り巡らせられている巧妙なストーリー、プレイする人をゲームの世界に没入させてくれる画と音楽、共感覚ワードを使いシナリオをクリアするゲーム性、などなど例を上げればきりがないほど「王道」なゲームだと感じました。
*他のレビューもまとめたいのですが、発売直後でほとんどレビューが投稿されていません。期間を空けて追記します。
総評
おすすめ度★★★★☆
本格ミステリーを味わえるゲームです!ほかのことでごまかさず、推理アドベンチャーの全ての要素でかなりのクオリティに仕上がっています!
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